ストレスにはビタミンC

皆さんこんにちは新實です

現代社会においてストレスから逃れるのは難しく、人間関係に代表される精神的なストレスは、なかなか解消することができません。


また1日の労働時間が11時間に延びると、1日7~8時間働く人と比べて心筋梗塞を起こす危険性は2.4倍に上昇してしまいます。



しかし容易に解消可能なストレスもあって、それは物理的肉体的なストレスです。

例えば空腹状態もストレスです。胃を調べたところ、朝食から昼食までの間に時間が空いて空腹を感じるようになると、それだけで胃の粘膜にすぐ異常がみられるようになるそうです。

また寒冷ストレスも影響が大きいものです。ラットを毎日1時間だけ寒い環境において飼育したところ、数カ月で高血圧や冠動脈の血管壊死、心筋細胞の繊維化や損傷がみられています。



こうしたストレスならば、その気になればコントロール可能です。そして他にできることとしては、ストレスを受けたときに身体が無理なく対処できるように栄養条件を整えておくことです。

ストレスによって交感神経の活動が高まり、副腎皮質ホルモンの生産が増加します。そしてコレステロールや血糖値が高くなり、動脈硬化の原因となります。



このようなときに一番大事なのが、ビタミンCです。他にB群やマグネシウムなどさまざまな栄養が必要とされますが、まずはビタミンCを。

3gのビタミンCを4時間ごとに摂取することで、血中濃度を最大限に(220μmol/L)高めることができます。

ここまでとはいかなくても、ストレスを受けたと感じたら1g程度のビタミンCを2~3時間ごとに飲むようにしてみましょう。ストレスによるさまざまな弊害から、あなたの身体を護ってくれるはずです。

                ビタミンCが多い野菜


  • 【1】パプリカ

とうがらしから辛みを除いて、生で食べられるように肉厚で甘みがあるように改良されて生まれたパプリカ。ビタミンC以外にも、ビタミンEやβカロチンが豊富。赤いパプリカには、体脂肪を燃やす効果などが期待できるカプサイシンも含まれている。

【2】ピーマン
ピーマンは繊維組織がしっかりしていて熱を加えてもビタミンCが壊れにくいので、炒め物などがおすすめ。βカロテンも豊富で、ピーマンに含まれるβカロテンは100gあたり400μg。

【3】ゴーヤー
独特な苦みが特徴のゴーヤー。ゴーヤーのビタミンCは加熱しても壊れにくいのが特徴。コラーゲンの材料となるたんぱく質を多く含む肉、卵などを加えれば、ビタミンCとの相乗効果で美肌づくりに役立つ。

それでは失礼します。